【お仕事体験!】パーティーレセプタント

仕事

「実働2時間で6000円の仕事やねんけど、手伝ってくれへん?」と知人からヘルプが入った。
2時間で6000円ということは時給3000円。
更には交通費も出るという。

いかがわしくない?大丈夫?とは思ったけれど、失業中で万年金欠のまぐろ。
背に腹は代えられぬ。

ということで、そんなお仕事を体験してきた話。

紹介されたのはレセプタント

レセプタントって?

レセプタントとは、主にホテルなどのパーティー、会合や宴席で接客をする人のことを指します。
レセプタントは、今までコンパニオンと呼ばれていた職業であり仕事内容です。しかし、コンパニオンという名称はホテルなどの接客業のみならず風俗業者なども広く使用してきたことからイメージや品位が汚されたとして、現在ではホテルなどのパーティや宴席に派遣される人に「レセプタント」という呼称が使用されるようになっています。
引用:女性の仕事!レセプタントってなんだろう

今回わたしが行ったのは大阪でもかなり有名な一流ホテル。
そんなところでパーティーするぐらいだから、今まで一度は絶対耳にしたことのある企業がお客様だった。

衣装やメイク、髪型

衣装は肩パットの入った白いブラウスにボルドーのロングスカート。
そしてスカートと似た色のベルトを巻く。
靴は白いハイヒール。
スカートにはサイドスリットが膝あたりからがっつり入っていた。
多分これは露出するためではなく、動きやすくするためのものなんだと思う。

メイクや髪型はこんな感じ。

先輩レセプタントのお姉さんがアメピンでぐいぐい髪をまとめてシニョンを作ってくれた。
プロってすげえ……こんな髪短いのに……。
(本来はアメピンも使っちゃダメみたい。今回はヘルプだから仕方なかったみたいだけど)

ちなみにわたしが派遣されたところでは

  • 出勤時スニーカーやジーパンNG
  • ネイルは薄いピンクか透明のみ
  • 髪は黒髪(茶色い人は黒染めスプレーを振られる)
  • アクセサリーはパールのイヤリングのみ

というルールがあった。
古風というか古き良きというか。
イヤリングなんて20年ぶりぐらいに着けたよ。着け方も忘れてたよ。

お仕事の流れ

出勤

1時間前に控え室に入り、着替えやヘアセット・メイクを行った。
本当に人手が足らなかったようで、わたしのようなレセプタント初心者が15人ぐらいはいたように思う。
近くにいた人と「こんなお仕事初めてで……」「わたしも~!」なんていう雑談をしながら準備を進める。

ここで茶髪の人は黒染めスプレーを振られたり、ネイルしていた人は落としていたり。
みんな統一された見た目になっていく様は圧巻。

ミーティング

リーダーの方からどんなお客様で何人ぐらいいて、という話を受ける。
その時に担当テーブル表を見せてもらい、自分のテーブルを覚える。
そしてビールの置く場所の説明、注ぐ順番の説明を受けた。

全く覚えきれない。

周りを見ると不安げな顔の人が何人か居たのでちょっと安心。仲間だ。

いざ会場へ

言われた通りの位置へビールを置き、順番通りにお酌して回る。

まぐろ
まぐろ
2時間だけやしお給料いいし最高やん!

なんて思っていた昨日までの自分をブン殴りたい。

テーブル周りをゆっくり歩きつつ、お酌しつつ、2時間ずっと立ちっぱなし。
慣れないハイヒールで。
足裏が悲鳴を上げていても背筋をしゃんとしつつ、笑顔を絶やさず。
楽に稼げるわけじゃなくて労働に見合ったお給料だと実感。

幸いなことにわたしの担当したテーブルはとてもいい人たちだった。
色々話しかけてくれたり、一緒に写真撮ろうと言ってくれたり、「手間やろうからワイングラスになみなみ入れといて」とか言ってくれたり。

ただ「日本酒ちょうだい、何でもいいよ!おすすめで!」と言われるのには困った。
何せわたしは日本酒を飲まない。
甘口や辛口なんかもわからないから、とりあえずラベルがお洒落なものを選んで持って行っていた。
特にお客様から注意を受けなかったから良かったんだろう……多分。

そうこうしている内に、約束の2時間はあっという間に過ぎた。

退勤

がっちがちに固められていた髪の毛はコームを通すといつものショートボブに戻った。
オンからオフへとスイッチが戻ったようで、何だかホッとする。
私服へと着替え、同じ時間にあがった初心者レセプタントの人と一緒に駅まで。

こうやって初対面の人と普通に喋れるあたり、わたしはやっぱり人見知りじゃなくて人嫌いなんだなあ……。

まとめ

楽して稼げることなんてないんだと思った1日。

足が辛いのはもちろん、ずっと気配りしていないといけないので、気疲れがすごい。
31年間生きてきて「気が利かんなあ」と言われることはあっても「気が利くね」と言われたことなんてなかったんだもん。
その31年間利いてこなかった気を利かせるって、至難の業。

ただ衣装に着替えてメイクすると、何だか違う自分になれたみたいで楽しかった。
前髪立ち上げたことなんてなかったし、あんな真っ赤な口紅だって塗ったことなかったから。

また機会があればやってみたい……かな?どうだろう。
難所はハイヒール……あれさえなければっ……!!

ちなみにお給料は手渡し日払いだったのでお財布がちょっと潤った。ほくほく。

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